名古屋の不思議な食文化
2016年 08月 07日
名古屋では丼に入った冷たいきしめんやうどんのことを
"きしめんころ"とか"うどんころ"と呼ぶ。
でも、"冷麦ころ"とか"素麺ころ"とは言わない。
元々冷たくして食べる麺に"ころ"は付けない。
このお店には"冷やしきしめん"や"冷やしうどん"もある。
そして、"ざるきしめん"や"ざるうどん"もある。
"ざる"はわかるよね・・・
いわゆる汁の入った器に麺をつけながら食べるもの。
"冷やしきしめん"や"冷やしうどん"は
いわゆる"ぶっかけ"のこと。
じゃあ"きしめんころ"や"うどんころ"は?
わかるかな~?
東京から来たばかりの頃はどうやっても覚えられなかったな。
冷たいスープ入りのうどんのこと。
東京みたいな色の濃いスープではなくて、
関西風のうどんスープが冷たくなっているもの。
"うどんころ"
食べたくなってきませんか?
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暑い暑いとある日の休日。
主と近所のうどん屋へ出かけた。
写真は主が注文した"中華ころ"。
麺はラーメンの麺。
このスープは何味でしょうか?
※答えはこの記事の一番最後にあるよ。
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そして、こちら↓は私が注文した"味噌中華"。
味噌ラーメンかと思うけど、味噌ラーメンではない。
名古屋ならではの味噌煮込みうどんのスープに
ラーメンが入っている。
※味噌中華の"ころ"もあるよ。
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私はきっとこのお店ではアルバイトできないだろう。
何度行ってもメニューと料理がなかなか一致しないから。
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"名古屋めし"というと、味噌煮込みうどんが有名だけど
あれは1杯1,000円くらいするちょっと贅沢なもの。
こちらはワンコインで食べられる庶民の味。
夕飯は広島焼きだった。
一日一麺ならぬ一日二麺も食べちゃった^^;
この夏休み、名古屋へ行こうと思っている方。
こんな名古屋めしの楽しみ方はいかがですか・・・
答え:鰹だし
1枚目の写真のスープは鰹だしスープでした。
見た目ラーメンスープに見えるけど、
これが冷たい鰹だし。
なぜか中華麺に合うんですよ。
冷たくておいしいから、思わずスープまで飲み干したくなる旨さです^^
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