"泥棒顔"の柴犬
2013年 06月 22日
娘「絶対いやよ!!クマなんて名前付ける人いないよ!!それにゴロウはイヤよ。
ヒデキならまだいいけど・・・あ~だめ、やっぱりそれもだめ!」
母「だって・・・この顔にはクマとかゴロウが似合ってるんだけどな~♪」
娘「・・・(このヒトに決められる前に早く名前つけなくちゃ!!)。」
「生まれたから取りにおいで」と言われて弟とふたりで迎えに行った。
まん丸の顔に、コロンコロンの体。
その丸い物体は、診察台の上で滑ってしまって立つこともできなかった。
私も弟も犬を抱くのは初めてだった。
犬嫌いの私だったが、先生に抱き方を教えてもらって抱きながら連れて帰った。
かわいさのあまりに"犬は怖い"という気持ちは吹っ飛んでいた。
「え~何コレ? ほんとに柴犬? なんでこんなに真っ黒なの?返品できないの~?」
あのときの母の言葉は忘れない。
今思えば悪魔の言葉だ。
(彼女はその後、最期の瞬間まで手を抜かずに育てたから許してあげるけど^^)
体はいわゆる綺麗な赤毛で柴犬らしかった。
しかし、マズルはくっきりと真っ黒で、それが1歳になっても全然取れなかった。
我が家ではこの犬がもしかしたら柴犬ではないかもしれないと思いながら飼っていたのだ。
(血統証はあったけど誰も信じていなかった^^;)
犬を飼うのは初めてだったから私たち家族は毎日振り回された。
撮った写真はほとんどない。
かわいいパピーの頃の写真は私の脳裏にしか残っていない。
成犬サイズになっても顔の黒マスクだけは消えなかった。
これが我が家にあった最も若い頃の写真だと思う。
片づけしてたら出てきた。
長いこと額に入れてたせいか色褪せてるけど私の宝物。
同じ時期に雪の中で散歩してるのもあった。
4月生まれだったから、この写真は9ヶ月~10ヶ月なのかな。
(誰ですか? "巨柴"とか言った方は? 聞こえましたよ・・・^^;)
今はまた黒い毛が目立ち始めて胡麻柴みたいだけどね^^;